高野史緒 『ムジカ・マキーナ』 ISBN:4150306931

キャラクターとか、なにものかに迎合してるんだろーか。と、思ってしまうんだけれども、してないんだとすれば、こゆ、べったべたな、たとえば「無垢でかみがかった幼女」みたいなのがなんで出してくるのかよーわからん。単純に?ふくむところなく?すきなの?。というのは、何かエロゲーでも眺めているよな気持ちになってしまうのだった。乳首とか陰毛とかすかさなくったってて思うのだが、捨て身なのか。それとも揶揄ってるのか。はたまた私の見えないたかみに何かあるんだろうか。

せっかく時代描写が細かくありながらも現代と交錯させる、というのを成功させているし、なにやら意味ありげな台詞とかあって、次作への伏線なのか何かわからなけれども、その辺もっとどーにかならんかったのか。という気がとってもする。その緩やかな交錯のさせ方っていうのが芸風なのかもしれないけど、なんかもったえない。というわけで、(高野史緒ものはあんま手に入らないみたいだしー)次はオルガニストか。山之口洋